ダイエット

どんなに流しても痩せなかった…。トレーナーが教える、汗とダイエットの真実


汗をかくこととエネルギーを消費すること

「ダイエットしにサウナに行ってきた!」「ランニングは夏でも長袖長ズボンで汗をかかなきゃ!」なんて声をたくさん聞く機会がありますね。果たして本当に汗をたくさんかくことがダイエットになっているのでしょうか?

基本的にダイエットとは、エネルギーを消費することと考えて良いと思います。どのような方法でエネルギーをより多く消費していくか。これが食べたものや飲んだものより多ければ良いわけですね。

エネルギーを消費するときに身体がどうなっているかというと、「自分から熱を出している」というのがポイントなのです。

熱を出すときにエネルギーを使う

繰り返しになりますが、人は熱を出す時にエネルギーを使います。ではすごく暑いところにいる場合はどうでしょう? 体温を下げるために汗をかいています。つまり、汗はかいているけどエネルギーを消費しているわけではないのです。

では運動中に汗をかいているとき、どうなっているのでしょうか。筋肉を使うとたくさんの熱が出ます。このときエネルギーをたくさん消費しています。筋肉が熱くなると運動に適した体温より上がり過ぎてしまうので、汗をかいて体温を下げようとするのです。

つまり、汗をかいているからではなく、筋肉を使うことでたくさんの熱が出るからエネルギーを消費しているのです。

運動中の無理な厚着は脱水症状や熱中症などにもつながりますし、ダイエットが目的であっても通常通り運動のしやすい格好を心がけましょう!

血行を良くすることは健康の秘訣ですので、サウナや半身浴などもしっかりと水分や塩分を摂りながら入ることをオススメします♪


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すくすくトレーナー 小澤康祐プロフィール
スポーツや日常生活の中の体の使い方を改善するためのエクササイズトレーナー。 また上智大学 理工学部物理学科で学んだ経験を生かし、高校生に向けてバイオメカニクスも取り込んだ専門的な野球指導も行っている。

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