気温も高くなりはじめ、さっぱりしたものを欲するこの季節。
今回は普段は脇役としての存在である「らっきょう」にスポットライトを当ててご紹介します。
初夏に旬を迎えるらっきょうで今のうちから疲れ知らずの体作りを始めましょう!
美味しいらっきょうの選びかた
ポイントは2つ!!
・全体がふっくらとしていること
・芽が伸びすぎていないもの
らっきょうの栄養
注目の成分は、【硫化アリル】
らっきょうは1粒あたり5g程度で、100gあたりのエネルギーは118kcalととてもヘルシーな食材です。
代謝に役立つビタミンB群や食物繊維も含みますが、らっきょう独特の香りの成分である硫化アリルには、消化を助けたり、ビタミンB1の吸収をスムーズにしたりする働きもあります。
ビタミンB1は豚肉やぬか、豆類や雑穀に多く含まれていますが、糖質をエネルギーとして使う際に役立つ栄養素です。
不足すると疲れやすくなったり、疲れが取れにくくなったりする原因にもなります。
また、お酒をたくさん飲む、甘いものがやめられないという方はビタミンB1の消費が大きいため、しっかりと摂る必要があります。
らっきょうの甘酢漬けなどはクエン酸を含むお酢も同時に摂ることができます。
らっきょうを食べ過ぎると硫化アリルの働きで胃が痛くなったり、お腹がゆるくなることもありますので、1日5粒程度に抑えておくことをおすすめします。
らっきょうの保存方法
らっきょうは生で食べることは少なく、多くは甘酢、塩、味噌など漬物の状態で流通していることがほとんどです。そのため、開封後は清潔な容器に移し入れ冷蔵庫での保存が望ましいでしょう。