オリーブは中近東や地中海沿岸・北アフリカが原産といわれています。
日本では多くが輸入品ですが、小豆島はオリーブの産地として有名です。
オリーブの木はとても寿命が長く、樹齢3000年を越すオリーブの木もあると言われています。
一口にオリーブといってもその品種はとても豊富で、その数は500を超えるといわれています。
果実を食べる(塩蔵する)のに適している品種や油を搾取するのに適している品種、観賞用など品種によって用途が異なります。
オリーブの実は始めは緑色(まさにオリーブ色ですね!)ですが、段々と赤や黄色となり完熟すると黒紫になります。
オリーブはちょうどこの時期(10~11月)に成熟し始めます
オリーブの小さい実の中には美容と健康に嬉しい栄養成分がぎゅっと詰まっています。
その中でも代表的な栄養成分を3つご紹介します。
オレイン酸: | オレイン酸は植物油の主成分である脂肪酸のひとつで、酸化しにくく、胃腸の働きを整えたり、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす働きがあります |
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ビタミンE: | 「若返りのビタミン」とも呼ばれているほど抗酸化作用が高いビタミンです。 また、血流をスムーズにする働きのあるため、血色をよくする働きもあります。 |
ポリフェノール: | ポリフェノールは完熟したオリーブ(ブラックオリーブ)に多く含まれます。 活性酸素を除去する作用が強い為、アンチエイジングの強い味方となります。 |
このほかにも、カルシウムや鉄、カリウムなどのミネラルや食物繊維も含まれています。
オリーブを食事として取り入れるには、オリーブの果実を塩漬けにしたものや果実から絞った油(オリーブオイル)が一般的です。
オリーブの塩漬けはサラダやピザ、パスタやバターライスなど幅広く活用できます。
細かく刻んでドレッシングに混ぜると食べやすくなるのでオススメです!
また、最近では新鮮なオリーブオイルを用いたオリーブの化粧品も人気です。
食欲の秋、ぜひ全身でオリーブパワーを楽しんで下さい♪