暑い日が続くと、なんとなーく飲みたくなってしまう炭酸ジュースや甘い飲み物。
飲み物くらい大丈夫…なんて思っていませんか?
今日は、清涼飲料水に入っている砂糖の量についてお話したいと思います。
砂糖の必要量について、明確な決まりはありません。
しかし、WHOの2003年のレポートによると、
砂糖の摂取量の勧告:砂糖の摂取量は1日の摂取エネルギーの10%に抑える。
つまり、成人1日2000kcalの場合・・・
2000kcal×10%=200kcal/日
砂糖は1g=4kcalのため、
200kcal÷4kcal=50g/日・・・1日50g以下が適量!!!
食事においても、砂糖は摂取されますので、食事:間食=1:1と考えると、
間食で摂る砂糖の量は25g以下が望ましいと考えられます。
では、普段よく飲んでいるジュースにはどの位砂糖が含まれているのでしょう?
左から種類、糖度、砂糖に換算した値
※人工甘味料不使用の場合
お店でコーヒー頼んでも付いてくるスティックシュガーは1、2本ですよね。
ジュースを1本飲んだら間食分だけでなく、1日分の砂糖の必要量は満たされてしまうことになります!
糖分の摂り過ぎは、ダイエットにも健康にもよくありません。
近年、夏になるとよく耳にする【ペットボトル症候群】とは、これらの清涼飲料水やスポーツドリンクの常飲による砂糖の過剰摂取と言われています。
最悪の場合、昏睡状態に陥る場合もある危険な病気です。
特に夏場は、がぶがぶといつも以上に飲んでしまいがちですので、水分補給はなるべく無糖のものを心がけるようにしましょう。