健康

『ジアスターゼ』に注目!冬の大根講座


いよいよ今年もあと1か月となりました!
12月に入ってもなお、冷え込む日もあれば、意外と暖かい日もあり・・・

実はこの気温の変化が体調を崩しやすい原因となるので要注意です!

今回はそんな今の時期においしくなる「大根」についてのご紹介です。
部位によっても表情が変わってくる「大根」を上手に使いこなして体調管理に役立てて下さいね♪

美味しい大根の選びかた
この時期旬の大根は煮物やてんぷら、きんぴらには欠かせない食材ですよね。
土の中で育ったミネラル豊富な美味しい大根の選び方をご紹介いたします。

ポイントは3つ!!
1. 手に取ったときにずっしりと重い
2. 全体的にすらりと長い
3. 葉が生き生きしている

大根の栄養
注目成分は、【ジアスターゼ】

生の大根にはジアスターゼという、でんぷんを消化する消化酵素が多く含まれています。胃の調子があまり良くないときにオススメの食材です。
また、大根は部位によって味が変わります。葉に近い上の部分は甘味が多いのが特徴です。
そして成長が著しい下の部分は、虫に食べられないように辛味成分を多く作っています。

大根の白い部分にはジアスターゼ以外にも、ビタミンCがとても多く含まれています。
そして葉の部分には、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eがたっぷり含まれています。
ビタミンAとEは油と相性が良いビタミンなので、炒め物にすると効率よく吸収できます!

大根の保存方法
葉つきのものは葉を切り落としてから新聞に包んで冷暗所で保存しましょう。
葉がついたままだと、栄養や水分を吸い取られてしまう為、スカスカになったり、風味が落ちたりしてしまうからです。

いかがでしたか?
来週は、大根をつかったヘルシーでとってもお洒落なレシピを紹介します♪
楽しみにしていてくださいね!


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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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