毎日家族のため、忙しく働くママたちですが、
いつもどのくらい眠れていますか?
睡眠は、
■脳をお休みさせたり
■肌の新陳代謝を促進させたり
■カラダを休ませ、修復させたり
と、
子どもの成長だけでなくママたちが元気に毎日を過ごすためにもとても大切な要素です。
睡眠不足になると、上記で述べた点への弊害はもちろん、他にも以下のようなトラブルにつながります。
肥満
睡眠不足は満腹感を感じ摂食を抑制するレプチンを減少させ、一方、空腹感を感じ摂食を促進するグレリンを増加させるため、食欲が高まり肥満を引き起こすことも分かっています。
記憶力低下
さらには記憶力や集中力を低下させ、学生であれば成績を下げることに、社会人であれば仕事の能率や生産性の低下を生じ、また、交通事故などのリスクを上げることにもつながります。
2010年国民生活時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は平日7時間14分、
男女年齢層別にみると、40代の女性がもっとも短く、平日の平均睡眠時間は6時間28分。
さらに、平成17年国民健康・栄養調査によると、40代女性で47.3%、30代女性で4割近くの人が睡眠時間が6時間未満という結果となっています。
適切な睡眠時間は個人差があり、「何時間寝ればよい」ということは判断できませんが、2002年、米国カリフォルニアのKripkeらが行なった「睡眠時間と健康リスク」に関する調査によると、もっとも病気のリスクが少ない睡眠時間は、7時間前後であるとされています。
(※年齢により異なります。)
このことからも、自身が適切な睡眠時間をとれているかを意識することはとても大切な事だといえます。
自身の睡眠状況をチェックするポイントは、以下の5つ。
■毎日7時間程度の夜間睡眠がとれているか
■朝スッキリ起きられているか
■起きた時に疲れがとれているか
■日中、急激な眠気におそわれずに活動できているか
■週末も同じ時刻に寝起きができているか
上記にすべて「はい」と答えられた人は、適切な睡眠がとれているといえます。
しかしながら、「いいえ」が多かった人はご自身の睡眠についてもう一度振り返ってみる必要があるかもしれません。
この機会に是非、睡眠の重要性を再確認していただければと思います。