寒暖の差に負けないための栄養を!


Vol.159 寒暖の差に負けないための栄養を!

みなさんこんにちは。ママノア編集部のあさこママです。

今週は全国的に天候が崩れ、寒い日が続いていますね。
今日以降も、雨が降ったり晴れたりと、落ち着かない天候が続きそうです。

寒暖の差が激しいとどうしても体調を崩してしまいがち…。

そこで今週は、そんな時におすすめしたいお野菜を紹介します。
春を元気に迎える為にも、ぜひ取り入れてみてくださいね!
(文:ママノア編集部 あさこママ)

季節の変わり目を元気に乗り切る!

新しい季節を迎えて環境も変わり、少し疲れも出てくるこの時期。
今回はまさに今が旬の「たけのこ」についてご紹介します。
寒い冬を乗り越えてようやく芽を出す「たけのこ」には毎日を元気に過ごすための栄養素がギュッと詰まっています。
「たけのこ」パワーを知って、季節限定の旬の味覚を楽しみましょう!


美味しいたけのこの選びかた

たけのこは、竹の若い地下茎が太く成長したものです。 たけのこといえば一般的には孟宗竹(モウソウチク)を指しますが、ほかにも細く長いネマガリタケや、ハチクのように小さい種類のものもあります。 種類によっては夏過ぎまで楽しめるものもあります。

穂先はやわらかいので煮物や和え物に。根元の部分は煮るとホクホクとします。 部位によって歯ざわりや味わいが違うので、生のたけのこを買ってきたら、いつもより少し手間をかけて生ならではの味わいを楽しんでみましょう。

ポイントは3つ!!
【1】丈が短め(時間が経つと長くなる)
【2】皮にツヤがある(時間が経つとしわしわになる)
【3】根もとのイボが白っぽい(時間が経つと茶色になってくる)


たけのこの栄養
注目成分は、【チロシン】

茹でたたけのこを切ると間に挟まっている白いもの。洗い流して調理してしまいそうですが、これはアミノ酸の一種『チロシン』です。 チロシンは、人間の成長や代謝を促進する甲状腺ホルモンの材料となります。また、体内の余分なナトリウム(塩分)を対外に排出する働きがあるカリウムも含んでいます。食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えたり便秘予防にも効果的です。

たけのこの保存方法
たけのこは生のままでは長期保存はできません。たけのこが入る大きさのなべに糠をひとつかみと赤唐辛子を1〜2本入れ、弱火で1時間ゆっくり茹でます。 根元に竹串を刺してみてスッと刺されば火を止めます。そのままの状態で一晩置き、冷めたら皮をむきます。下処理が済んだものは、プラスチック保存容器などに水と共に入れ、冷蔵庫で保存します。 水を毎日替えれば3日程度は持ちますが、なるべく早めに使いましょう。

どうしても使いきれない場合は、ちょっと手を加えれば冷凍保存もできます。 薄目にスライスしたたけのこを薄味に煮た後、煮汁ごとジッパー付き保存袋へ入れ冷凍庫へ。使用する際は、冷蔵庫の中でゆっくり解凍するのがポイント。 多少食感は落ちますが美味しくいただけます。たけのこご飯などにぴったりです。

いかがでしたか?
次回のママノア通信では、たけのこをつかったレシピをご紹介します♪
楽しみにしていてくださいね!



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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール

2011〜2014年モンドセレクション最高金賞受賞、品質管理チーム・リーダー。 ダイエット専門のサロンにて個別栄養指導、3年間の日本料理・カフェレストランでの調理経験後、特定保健指導にて栄養指導、横浜ユナイテッドFCへ栄養情報提供やレシピ監修などを行う。 現在は大人から子供まで、その人に合った食事のアドバイスやお洒落でおいしいレシピを通して食事の大切さを紙面やWEBにて発信中。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター



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