肌が紫外線を浴びると、紫外線から細胞核を守るため、メラニンという色素をつくりだします。
生成されたメラニン色素で肌の色が変わった状態がいわゆる日焼け。
その後メラニン色素は、肌のターンオーバーにともなって奥から押し上げられ、
最後はアカとなり剥がれ落ちていきます。
健康な肌なら約28日でもとの肌色に戻るハズ…なのですが、
肌荒れや、肌への強い刺激、ストレスなどでターンオーバーサイクルが乱れ、古い角質がいつまでも肌に残ると、一緒にメラニンも滞留してしまいシミとなるのです。
シミ予防
シミの予防には、まずメラニン色素の生成を抑えるために紫外線を浴びないようにすること。
そして、メラニンが作られてもそれをスムーズに排出できるよう、バランスの良い食事で肌コンディションを整えておくことが大切です。
夏に摂りたい栄養素は何といっても『ビタミンC』。
女性にとって大切なビタミンCには、特に夏場には欠かせないものです。
ビタミンCは水に溶け出すうえ熱に弱いため、調理方法には注意が必要。
とくにシミ対策が必要な夏場は、サプリなどでしっかり摂取してもいいでしょう。
シミになりやすい人は?
カフェインなどの神経を刺激する物質が含まれる食品を多く摂ったり、ホルモンバランスが乱れていたり、イライラしやすい人はメラニンが増えやすく、シミになりやすいタイプ。
「当てはまるかも?」とドキッとした人は、なるべくリラックスして、ノンカフェイン飲料などでのんびりタイムを満喫するのがオススメです!
ちなみに、目の周りや手などに米粒大の斑点があらわれるそばかすはシミとは違い、遺伝的要素が大きく、子どもに現れやすい症状。
年齢とともに色味は薄くなるといわれています。大人になってからそばかすが濃くなる場合の対処法はシミと同じでいいと考えられています。