健康

今年も温泉旅行に決まり! 泉質別 温泉の効能


温泉といえば、温かく、疲れをとってくれる癒しの場所ですね。
しかし、【温泉】って何を指すのかご存知ですか?

実は、【温泉】には国で定めた【温泉法】という定義があるのです。

① 源泉温度が25℃以上であること。
② 「リチウムイオン」「水素イオン」「沃素イオン」「フッ素イオン」「メタけい素」
「重炭酸ソーダ」など19の特定の成分が1つ以上規定値に達しているもの

このいずれかを満たしていると、【温泉】と呼ぶ事ができます。

温泉は、温度やPH値、浸透圧など様々な方法で分類することが出来るのですが、
今回はその中でも『泉質』での分類をご紹介したいと思います。

温泉の泉質は、約9つに分類することができるのですが、その中でも日本でメジャーな泉質は3つ。

単純温泉

温泉成分の含有量が少ないため、刺激の少なく肌に優しいです。高齢者や肌の弱い人でも安心して入浴できます。外傷後の療養や病後回復期にも良いとされています。日本では一番数の多い温泉です。

  • ■効能:筋肉痛、腰痛、関節痛、神経痛、肩こり、疲労回復、ストレス緩和
  • ■スポット:岐阜県 下呂温泉、栃木県 鬼怒川温泉 など
塩化物泉(食塩泉)

単純温泉同様、数の多い温泉です。「熱の湯」ともいわれています。湯の中に多く含まれている塩分が皮膚に膜を作ることから、保湿効果がとても高いです。
飲泉では、胃腸病に効果があるといわれています。

  • ■効能:筋・関節痛、打撲、捻挫、冷え症、慢性婦人病、月経障害、不妊症
  • ■スポット:静岡県 熱海温泉、宮城県 秋保温泉 など
硫酸塩泉(石膏泉・芒硝泉・苦味泉)

ナトリウムを多く含み、便秘や胆道疾患に効く芒硝泉、カルシウム多く含み、鎮静効果に優れ高血圧や動脈硬化の予防になる石膏泉、マグネシウムを多く含み、苦い味に特徴がある正苦味泉と3つに分類されています。血行をよくする効果があり、「傷の湯」とも言われています。

  • ■効能:動脈硬化症、慢性皮ふ病、切り傷、やけど、打撲、捻挫、筋・関節痛
  • ■スポット:岩手県 川尻温泉、神奈川県 湯河原温泉 など

どこか気になる温泉はありましたでしょうか??
温泉に入るときには、15分前に水分補給をすると血液の流れがよくなり、温泉成分も効率よくめぐってくるそうです。 しかし、危険ですのでくれぐれもお酒を飲んでからの入浴は控えてくださいね!

皆様も、この週末は温泉で心安らぐひとときを過ごしてはいかがでしょうか♪


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ママ編集部 ゆかママプロフィール
東京在住でお出かけ大好き♪ イラスト、ライターのお仕事をしながら、ママたちに役立つ情報を集めています。ママたちの毎日が今よりもっと充実するためのお手伝いができれば嬉しいです!

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