実は夏バテの原因は「暑さ」だけではありません。
食べ物の「食べ方・選び方」に問題があるのかもしれません!
早速普段の食事をチェックしましょう。
これはNG!夏の食事チェック
□食欲がない時はとりあえずスムージーや栄養ドリンクを流し込む。
□食事は麺類や菓子パン、サンドイッチなどの単品で済ませる。
□冷たい飲み物やアイスはやめられない。
□食欲があるときだけ食べる。
いかがでしたか?
実は、食べ物の選び方や食べ方は夏バテと大きく関係するのです!
3つのポイントに注意して食生活を見直してみましょう。
ポイント1 食事の中に1品温かいものを取り入れよう!
この時期、どうしても多くなるのがアイスクリームやかき氷、冷たい飲み物などの「冷たい」もの。
もちろん、暑い場所や太陽を浴びて火照った体をクールダウンさせるためにも冷たいものは必要です。
しかし、食卓を見渡してみて、「冷たいものだらけ」になっていませんか?
食べ物の消化・吸収を行う大切な器官、胃腸は37度前後で効率よく働きます。
胃腸を冷やしっぱなしにしないためにも、お味噌汁やスープなどの温かい汁物を加えたり、温かいお茶を飲んだりして内臓の冷え予防をしましょう。
さらに具だくさんにすることで不足しがちなビタミンやミネラルも補いやすくなりますよ♪
ポイント2 メニュー選びを考える!
この時期に選びがちなのが「手軽に食べられる単品メニュー」。たとえば、麺類やサンドイッチ、菓子パンなど。
確かに、これらはとても手軽でおいしいですよね。しかし、落とし穴があることも忘れずに!
それは、「栄養が偏りやすい」ということ。これではまさかの「栄養失調状態」です。
特に麺類や菓子パンは脂質や糖質は十分に含まれていますが、身体の土台作りに必要な「たんぱく質」や「カルシウム」、代謝に欠かせない「ビタミン・ミネラル」が充分ではありません。
特に不足しがちなビタミンB群は、食べたものをきちんとエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。
きちんと、飯にお味噌汁、主菜、副菜などバランスよいメニューになるよう心がけましょう。
ポイント3 「噛む」ことを考える!
ポイント2でお伝えした単品メニュー、麺類やパン類にはもう一つ注意しなければならないことがあります。
それは「かたさ」です。
上記の食べ物はどれも柔らかいものが多く、あまり噛まなくても食べられてしまいます。
実はこの「噛む」というのはとても大切な役割があるのです。
よく噛むことで唾液がたくさん出ます。
この唾液には含まれているので、きちんと分泌することでスムーズな消化ができ、胃腸への負担もぐっと減ります。
「噛まない」ことがクセになっている場合はまず「噛み応えのあるもの」を選びましょう。
噛むことに慣れるまで、顎周辺が疲れやすくなることもありますが、これは顔まわりの筋肉を使っている証拠なので、フェイスラインの引き締めにもおススメです。
暑いから・・・と言って食べないと、体力はどんどん消耗してしまいます。
暑いからこそ、しっかりごはんを食べて体の隅々まで栄養を届けてあげましょう!
なかなか作るのが大変だな、と思う方は、普段のごはんを雑穀入りに変えたり、お味噌汁の具を2種類⇒3,4種類に変えたりするだけでも栄養価はぐっとUPし、噛む回数も自然と増えますよ!
ぜひ、できることから始めて疲れ知らずの夏を楽しみましょう♪