健康

運動会でベストを尽くす!家族で出来る栄養サポート


もうすぐ運動会シーズンですね!
運動会は長丁場になることもあるため、持久力と集中力の持続がポイントとなります。また、あらゆる動きに反応しなければならないため、瞬発力も必要となります。
日々の練習はもちろんですが、ライバルに差をつけるために、食事もトレーニングの一環として改善していきましょう!

運動会3日前〜1日前
エネルギー源となる炭水化物をいつもより多めに摂りましょう!
また、食事はバランスが大切。炭水化物を多めに摂るからといってビタミン・ミネラルは減らさず、こちらもしっかり摂りましょう。

運動会当日の朝
運動会開始の3時間くらい前には食べ終える炭水化物を中心に、たんぱく質や脂肪の少ないものをとりましょう。この時、ビタミンB1もセットで摂ることがポイントです。
食物繊維は、摂りすぎてしまうと胃腸への負担となってしまうので、摂り過ぎに注意しましょう。

種目の前

お昼など、種目の前に食事をする場合はエネルギー(炭水化物)を中心としたメニューにしましょう。(たとえば、1時間前ならおにぎりやバナナ、 30分前ならエネルギーゼリーなど)

特に脂質は消化に時間がかかりますので、本番前は脂質が多く含まれる揚げ物やパスタ、調理パンなどは避けましょう
また、「よく噛んで食べる」こともスムーズな消化につながりますので普段の食事から意識しておきましょう。

運動会中
ミネラルの補給を忘れずに行いましょう! 運動会で動いて汗をかいたら水分はもちろんのこと、ミネラルも一緒に流れ出ていってしまいます。
そのため、水分のみを補給していては体力が持ちません。
少し休憩があるときは一口で食べられるおにぎりや果物、ゼリーなどですばやくエネルギー、水分、ビタミン、ミネラルを補給しましょう。
炎天下での試合の際には、果物を一口大に切って凍らせておくとクールダウンの役割も得られます。

運動会直後

運動後1時間以内を目安に、エネルギー補給のために炭水化物とクエン酸を摂取、疲労回復のためにクエン酸を摂取するとよいでしょう。
「すっぱい!」と感じる成分であるクエン酸は、疲れを癒してくれる強い味方です。

【炭水化物+クエン酸のオススメメニュー】
はちみつ+レモン、酢飯(ご飯+酢)、梅干のおにぎり(ご飯+梅干)

運動会が終わった夜
運動会で1日動き回ったあとは、多くの栄養が使われてしまった状態です。
しっかりとエネルギー補給をすることで次へ繋がる体づくりをしましょう!

【食事のポイント】
・ アミノ酸やたんぱく質の摂取
・ クエン酸の摂取
・ 抗酸化物質の摂取
・ 鉄分の摂取

また、疲れていても食べられるような調理の工夫(煮込みうどん、あんかけ、スープなど)を行うとよいでしょう。

いかがでしたか?
運動会で最大限の力を発揮できることを応援しています♪


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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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