健康

夏の代謝アップに「ズッキーニ」!意外と知らない栄養のヒミツ


旬の野菜「ズッキーニ」の栄養講座

気温が高い日も増えてくるこの時期に夏バテをしないコツはしっかり食べること!とはいえ、暑くてなかなか・・・という方も多いのではないでしょうか。

今回はこの時期に旬を迎える野菜、ズッキーニのご紹介です。

煮ても焼いても炒めてもおいしいズッキーニは体に嬉しい栄養素も含まれていますよ♪

美味しいズッキーニの選びかた
ズッキーニの原産地はアメリカからメキシコです。
日本へ伝わったのは戦後になってからでしたが、本格的に広まったのは1980年代以降と言われています。きゅうりやかぼちゃとおなじウリ科の野菜です。
完熟した実を食べるかぼちゃと違って、ズッキーニは未熟な実を食べます。歯ごたえがあり、形はきゅうりのような細長いものの他に丸いものもあり、色も緑や黄色と豊富です。
イタリアや南フランスでは一般的で、南フランスの代表的な野菜料理『ラタトゥィユ』には欠かせない食材です。イタリアでは、ズッキーニの花も一緒に揚げ物にして食べるそうです。


選び方のポイントは3つ!!
【1】皮がツヤツヤし張りがある
【2】切り口に黒ずみがない
【3】大きすぎない(大きすぎると中身がスカスカの場合が多い)

ズッキーニの栄養

多量ではないもののビタミンBを含むため血液の循環をよくし、代謝を助ける働きがあります。
さらに体の免疫を強化し、風邪の予防や粘膜の保護に効果があるカリウムも含まれます。

また、カロテンも含んでおり体の免疫を強化し、風邪の予防や粘膜の保護に効果があります。

ズッキーニの保存方法
傷が無く切っていないものなら新聞紙で1本ずつ包み、ポリ袋へ入れて冷蔵庫で保存します。鮮度のよいものなら1週間程度もちますが、日がたつと熟れてやわらかくなり中身がスカスカしてくるので、早めに使いましょう。

冷凍保存もOK!薄めにカットしたズッキーニに熱湯を回しかけ、冷めたら水気を拭いてジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。解凍後は食感が変わります。多少やわらかくなっていますので、ラタトゥイユなどの煮込み料理の仕上げに使うとよいでしょう。


記事一覧へもどる

管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

PAGE TOP

MENU