健康

生活習慣病に効果的?!「トマト」の栄養講座



旬の野菜「トマト」の栄養講座


季節の変わり目で体調を崩しやすくなるこの時期こそ、毎日の食事で栄養をしっかりとチャージしたいものです。

今回はお料理にも幅広く使えて栄養も豊富な優秀食材、「トマト」についてご紹介します。

美味しいトマトの選びかた


本来トマトの旬は夏ですが、現在は市場に出回るトマトのほとんどがハウス栽培のため、年間通じて旬と言ってもいいほど、おいしいトマトが店頭に並びます。

夏に作付けし冬~春にかけて出荷される冬春トマトと、冬に作付けし夏~秋にかけて出荷する夏秋トマトがあり、この2つの作付けパターンがあるおかげで、私たちはおいしいトマトを1年中食べることができるのです。

選び方のポイントは3つ!!
【1】ずっしりと重量感があるもの
【2】形が丸くきれいなもの(形がよくないものは、中に空洞がある場合がある)
【3】へたが枯れておらず緑色できれいなもの

トマトの栄養

トマトにはリコピンが豊富です。リコピンとはカロテノイドの一種で、高い抗酸化作用があります
動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの増加を抑制し、糖尿病の改善作用にも効果的とされるホルモンの増加を促すなど生活習慣病の予防に効果的な成分です。

また、ガンの発症抑制にも効果があるとされています。
うまみ成分のグルタミンも豊富なため、おいしく食べて健康を保てる一石二鳥の野菜といえるでしょう。

トマトの保存方法
へたの周りがまだ青みかがり固いものは常温保存で大丈夫。
やわらかく熟れたものは表皮に傷がつかないようへたを下にして冷蔵庫で保存します。

熟したらトマトソースやスープなどの加熱調理用に使いましょう。

使いきれない場合は皮を向いてざく切りにしたものをジッパー付き保存袋へ入れて冷凍もOKです。

ぜひ、美味しいトマトを楽しんでくださいね♪


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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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