健康

記憶力アップ?!旬の食材「鯵(あじ)」の栄養と選び方


美味しい鯵(あじ)の選びかた
あじという名前は「味がよい」ことから由来していると言われています。

お刺身でいただくのはもちろん、塩焼きや南蛮漬けなどどんな調理法でも美味しくいただけます。

また、あじは干物としてもよく用いられる食材ですので、家庭の食卓でも登場回数が多い魚の一つです。

ポイントは3つ!!
・目に透明感がある
魚の目は鮮度を見極めるのに役立ちます。透明感があり、澄んだ瞳は鮮度が良い証拠です。

時間が経つにつれて白く濁ってきます。

また、目が陥没しているもの鮮度が悪い証拠ですので注意が必要です。

・おなかに張りがある
あじは1匹丸のまま販売されることが多い魚です。

魚の内臓は時間が経つにつれて腐敗が進むため、ぶよぶよとした触感になります。見た目で張りがあるものを選びましょう。

・全体的にみずみずしい(潤っている)
時間が経つにつれて魚の体表は乾燥が進みます。艶があり、みずみずしいものを選びましょう。

鯵(あじ)の栄養
注目の成分は、【DHA】

あじやさばをはじめとした青魚には神経の伝達をスムーズにするのを助けるDHAやEPAといった質の良い脂肪酸が多く含まれています。

脂肪酸は熱を加える、酸素に長時間触れるといったことで酸化してしまうため、新鮮なあじが手にはいった時はお刺身でいただくと効率よく摂りいれることができます。

また、あじはアミノ酸をしっかりと含む食材です。アミノ酸は体の土台となる大切な栄養素ですのでしっかりと摂りましょう。

鯵(あじ)の保存方法
魚全般にいえることですが、購入したらなるべく早く食べましょう。

保存をする際は内臓を取り除き、冷凍する場合は3枚におろして切り身の状態で冷凍すると使いやすいです。

あまり長期間保存をすると脂が酸化したり、水分が抜けてぱさぱさになったりしまうので、2週間ほどで使い切ることをおすすめします。


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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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