中秋の名月を鑑賞するという習慣は、中国から伝わってきたものですが、
奈良時代には日本でも実りの秋に収穫できたものを月(神聖な神として考えられていました)にお供えして、五穀豊穣を祝い感謝のお祭りをしていたそうです。
そのお供えするものは様々で、秋に収穫される農作物や秋の七草が一般的です。
お彼岸のお供えものとして定番の「おはぎ」も秋の七草のひとつ「萩(はぎ)」からきているともいわれています。
そのため、お月見におはぎをお供えする人もとっても多いんです。
そこで今週は、『お月見だんご』ならぬ『お月見おはぎ』をご紹介します。
材料(10個分)
もち米・・・0.5合
うるち米・・・0.5合
※ もち米とうるち米、合わせて1合です。
塩・・・ひとつまみ
粒あん(こしあんでもOK)・・・400g
※今回は市販の粒あんを使用しました。
作り方
1) お米をさっと洗い、1時間ほど水に浸しておく
2) 塩を加えて炊飯器で普通のお米と同じように炊く
3) 熱いうちにすり鉢にうつしてお好みの粒感になるまですり、10等分し、手に塩水をつけ、俵型に丸める。
※すり鉢がない場合は炊飯器のうち釜でも良いですが、熱くなっているので火傷に注意しましょう。
4) あんこを10等分にする。
5) あんこをラップの上で広げ、その上に冷ました3)をのせ、ラップごと全体を包み込む。
※ 冷たいあんこで熱いお米を包むと傷みやすくなります。必ず常温程度に冷ましてから包みましょう。
※ 素手で包む時は、手に塩水をつけてから包むとスムーズです。
簡単アレンジ
あんこで包むのではなく、お好みで、きなこや黒ごま、抹茶をまぶすと、カラフルなおはぎも出来ます!
今年は親子で一緒に手作りおはぎを作ってお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか♪