健康

太陽とお肌の関係って?ママたちの健康を支えるビタミンD!


梅雨時期に入り、湿気と気温で体調がもやもやされている方も多いのではないでしょうか?
季節の変わり目に陥りやすいカラダの不調は毎日のケアで少しずつ改善をしていきましょう!

今回は、まだあまり知られていない「ビタミンD」の特徴についてご紹介します。

ビタミンDとは?
ビタミンDは脂溶性のビタミンで、油と相性の良いビタミンです。
ビタミンDが多く含まれる食材は干し椎茸、きくらげ、鶏卵、いくら、青魚、しらす干しなどが挙げられます。

カルシウムとビタミンDはセットでパワー発揮!!
ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
いくらたくさんカルシウムを摂っても、吸収されなければ意味がありません。
効率よく吸収するためにも、ビタミンDを一緒に摂取する必要があります。

ママたちはビタミンD不足?!
身体の土台である骨の健康に欠かせないビタミンD。
ビタミンDは食事で摂取すること、そして紫外線を浴びると皮膚で生成されるという特徴があります。

しかし、近年、紫外線対策がより厳重になり、皮膚での生成量が少なくなっているといわれています。
とくに女性は、日焼けやシミ・そばかすを避けるために紫外線をなるべく避けて生活しているため、ビタミンDが不足しやすくなってしまいます。

ビタミンDが不足することでカルシウムがうまく吸収されず、骨の強度が弱くなってしまう原因にもなりますので、注意しましょう。

全身に当てなくてもOK!
だからといって、紫外線は全身を直射日光に当てる必要はありません。
毎日洗濯物を干す少しの時間や買い物で外に出て太陽の光を感じるだけでもOKです。

また、最近では食の欧米化に伴い、和食で多用する魚やキノコ類が食卓に上る回数が大幅に減っていることもビタミンDが摂取しにくくなっている原因となっています。
食事でも、ビタミンDがしっかり摂れるように心がけてみてくださいね。

「健康」と「美容」の基礎となるのは丈夫な身体の土台です。
なかなか注目されにくいビタミンDですが、カルシウムと一緒にとることで、健康美の土台を築きましょう!


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管理栄養士 磯村優貴恵プロフィール
ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。
資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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